天然の甘み♪ステビアを上手に使おう
- 2018年12月5日
- カテゴリー:ドライハーブ,ハーブの雑学,ハーブを楽しむ,ハーブティー,ハーブレシピ・料理・活用法,悩み・症状別ハーブ活用法,食品・調味料,高血圧
皆さんはステビアをご存知でしょうか?
強い甘みを持つハーブで、砂糖よりも甘いことからヘルシーなハーブとして様々なシーンで用いられています。
上手にステビアを活用することで、ダイエットのサポートにもなります。
今回はそんなステビアについてご紹介します。
ステビアとは?
ステビアと言うと「甘味料」を思い浮かべる方も多いようですが、ステビアは南米を原産とするキク科のハーブです。
砂糖の300倍もの甘さを持つハーブで、古くから高価な砂糖の代わりに用いられてきました。
この甘さの秘密はステビオール配糖体と呼ばれる成分。
カロリーは砂糖の90分の1と低く、腸で吸収されにくい特性を持っています。
甘みが欲しいダイエット中の方にピッタリのハーブですよね。
また、糖尿病の方が摂ることのできる甘み、としても有名なステビア。
血糖値をコントロールする働きもあるので、糖尿病患者の食事療法にも用いられています。
しばしばステビアの危険性として発がん性や不妊などがささやかれていましたが、現在では様々な研究からそのような危険性は無いということが明らかになっています。
ただし、ステビアが妊娠中や授乳中の女性、子どもに対する安全性を示す十分なデータはないとされているので、気になる方は避けた方が良いでしょう。
では、そんなステビアにはどのような効果があるのでしょうか?
【ステビアの効能】
- 血糖値のコントロール
- 血圧の低下
- アトピーやアレルギーの改善
- ウィルスの抑制効果
- 抗酸化作用
ダイエットだけなく、健康にも嬉しいステビア♪
ステビアの甘い成分を抽出した甘味料も販売されていますが、栽培も難しくなく、またハーブティーとしてステビアの葉を乾燥させたシングルハーブも手軽に購入することができます。
できれば、自然の恵みをそのまま取り込めるような自家栽培のものや、販売されているシングルハーブなどを活用しましょう。
ステビアの活用方法
では、そんなステビアはどのように使えば良いのでしょうか?
お砂糖代わりにコーヒーや紅茶に
お砂糖の代わりとしてコーヒーや紅茶に入れたい場合、乾燥させたステビアをコーヒーや紅茶の茶葉に混ぜて使うだけ。
コーヒーの場合は、フィルターにセットしたコーヒーの粉の上にティースプーン1杯を載せて、お湯を落とします。
紅茶の場合は、茶葉にステビアを混ぜたものをガラスポットに入れてお湯を注ぐだけです。
とっても簡単ですよね♪
お料理や飲み物、マルチに使えるステビアシロップ
一番便利なのはこのステビアシロップ。
鍋に水400ccを入れて、乾燥したステビア25g~30gを投入し、火にかけて沸騰させます。
沸騰したら弱火にし、コトコト20分程度かけて煮詰めていくだけ。
お好みの甘みになっていたら完成。
シロップは冷まして冷蔵庫などで保管します。
料理のお砂糖代わりに、デザートの甘み付けに、飲み物にとマルチに使えます。
ステビアの上手な活用方法についてご紹介しましたがいかがでしたか?
ダイエットや健康に役立つハーブなので、ぜひ上手に取り入れてみてください。
スポンサーリンク
copyright 2013-2019 ハーブマガジン allright reserved.