収穫したハーブをドライハーブ(乾燥ハーブ)にする3つの方法とメリットデメリット
- 2024年8月9日
- カテゴリー:ドライハーブ,ハーブクラフト,ハーブレシピ・料理・活用法
ハーブをドライハーブに加工するための方法として、日干し、陰干し、電子レンジを使う方法があります。各方法の手順とメリット、デメリットを詳しく解説し、目的に応じた選択のポイントを紹介します。
日干しによってハーブを乾燥させる方法
- ハーブを収穫し、茎から葉を取り、水で洗います。
- 洗ったハーブをキッチンペーパーで水分を拭き取ります。
- ざるやネットにハーブを並べ、直射日光の当たる場所で2~3日間乾燥させます。夜間や雨の日は室内に取り込みます。
メリット
- 特別な機器が不要:自然の力を利用するため、機器の購入が不要です。
- 栄養価がアップする可能性:太陽の紫外線により、栄養価が向上することがあります。
デメリット
- 天候に左右されやすい:湿度の高い地域ではカビが発生するリスクがあります。
- 香りが飛ぶ可能性:直射日光に当たることで、ハーブの香りが失われることがあります。
陰干しによってハーブを乾燥させる方法
- ハーブを収穫し、水で洗った後、水分を拭き取ります。
- 少量ずつ束ねて逆さまに吊るし、風通しの良い日陰で乾燥させます。乾燥が不十分な場合は、時々上下を入れ替えます。
メリット
- 香りを保ちやすい:日干しよりも香りを保ちやすく、色もきれいに仕上がります。
- カビの発生を抑えられる:風通しが良いことで、カビの発生リスクが低くなります。
デメリット
- 乾燥に時間がかかる:自然乾燥のため、完了までに時間がかかります。
- 大量のハーブを干しにくい:一度に多くのハーブを干すと、風通しが悪くなりやすいです。
電子レンジによってハーブを乾燥させる方法
- 耐熱容器にキッチンペーパーを敷き、ハーブを並べます。
- 600ワットで2分ほど加熱します。種類によっては30秒ずつ加熱し、乾燥具合を確認します。
メリット
- 短時間で乾燥:数分で乾燥できるため、急ぎの場合に便利です。
- 天候に左右されない:室内で行うため、天候に影響されません。
デメリット
- 香りが飛びやすい:高温で乾燥させるため、香りが失われやすいです。
- 均一に乾燥させにくい:電子レンジでは均一な乾燥が難しい場合があります。
まとめ
ハーブの乾燥方法にはそれぞれの特性があります。
日干しは自然の力を活用し、栄養価の向上が期待できますが、多少香りが飛ぶリスクがあります。陰干しは香りを保ちやすい反面、乾燥に時間がかかります。電子レンジは短時間で乾燥できるものの、香りが飛びやすいです。目的や状況に応じて最適な方法を選び、ハーブを長期間楽しむためのドライハーブを作りましょう。
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