ペパーミントとスペアミントの違いと利用法
ミントといっても、ペパーミント、スペアミント、ウォーターミントなど、様々な種類に大別されます。
ソノ中でも、ハーブティーや料理などで一般的に多く利用されるのはペパーミントとスペアミントです。
でも、この二つの違いはどのようなところにあるのでしょうか?
今回は、ペパーミントとスペアミントの違いや、それぞれの利用法についてご紹介していきますね。
ペパーミントとスペアミントの違い
まずは簡単にペパーミントとスペアミントについてご紹介していきますね。
ペパーミント
和名はセイヨウハッカ。
ウォーターミントとスペアミントの交配種です。
ガムや歯磨き粉などメントール系の香り付けによく利用されています。
清涼感が強く、スーッとした香りが特徴的。
その刺激のある香りで、集中力を高める、眠気を覚ますなどの効果をもちます。
また、胃腸の疲れにも効果的。
お肌の虫刺されやニキビにも効果が期待できます。
スペアミント
和名はオランダハッカ、ミドリハッカなど。
イント独特の清涼感は感じられるものの、ペパーミントよりも甘さがあり、穏やか。
お料理のアクセントや、モヒートなどのカクテルに用いられています。
穏やかな清涼感のある香りが特徴で、落ち込んだときに気持ちをリフレッシュさせてくれます。胃もたれの解消、消化促進、食欲増進などに効果があり、二日酔いや乗り物酔いなど気持ち悪いときに香りをかぐとスッキリします。
ニキビの炎症が気になるときにもおすすめです。
ペパーミントとスペアミントの活用方法
ペパーミントはシャープな香りが特徴で、スペアミントはペパーミントに比べて、香り味わいともに甘みがあり、穏やかな清涼感があります。
ハーブティーにする場合は、お好みで使い分けると良いでしょう。
ここでは、ハーブティー以外の活用方法をご紹介していきますね。
・入浴剤として (ペパーミント・スペアミント)
どちらも入浴剤として使用することで、集中力を高めたり、気分転換することができます。
ペパーミントの場合はメントール感が強いため、スースーします。
スペアミントは、一度お湯で煮出してから、その水を入浴剤にして使うのがおすすめ。
・モヒート(カクテル)として (ペパーミント・スペアミント)
モヒートは、ミント、ライム、ラム、砂糖、ソーダで作るカクテルの名称です。
キューバ発祥のお酒で、本場ではスペアミントを使用します。
強い香りがお好みの方はペパーミントを使っても良いでしょう。
・料理の臭み取りとして (ペパーミント)
乾燥させたペパーミントは肉や魚の臭み取りに向いています。
ペパーミント少量をペッパーなどのスパイスと混ぜ合わせ、肉や魚にまぶして焼くと美味しいですよ。
さいごに
ペパーミントとスペアミントの違いや活用方法についてご紹介しました。
好みや気分に合わせて使い分けると良いですね。
ぜひ参考にしてみてください。
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