これって鬱?自律神経を整えてくれるハーブティー
- 2017年3月6日
- カテゴリー:ハーブを楽しむ,ハーブティー,不眠・快眠,悩み・症状別ハーブ活用法
よく眠れない、無気力になっている、気分が晴れない、考えがうまくまとまらない…など、うつ病のような症状でお悩みになっていませんか?
このような症状がなくても、ちょっと気持ちが沈みがち、自律神経を整えたいという方におすすめのハーブティーをご紹介いたします。
気軽に取り入れることができるハーブティーを試してみてはいかがでしょうか?
ハーブティーーは自律神経を整える
ハーブティーには水に溶ける有効成分が含まれていて、さらに揮発性の成分も含まれています。
つまり、水に溶けた成分を飲んで取り入れるだけでなく、蒸気となって出てくるハーブティーの成分を鼻や口から吸い込むことで気管支のトラブルを改善することができます。
また、アロマテラピーと同様に、鼻から吸い込んだ香り成分は脳に届けられ、自律神経の乱れを鎮めてくれるということなんですね。
ハーブティーを飲む際は、ぜひ香りをたっぷり嗅ぎながら楽しみましょう。
自律神経を整えるハーブ
向精神性ハーブに分類されるハーブで、「ナチュラルトランキライザー(植物性の精神安定剤)」として知られています。
作用が穏やかであることから安心して使用ができます。
精神的な緊張、それに伴う頭痛を改善してくれるほか、副作用として眠くなる効果があるため不眠でお悩みの方にもおすすめです。
単品で使うよりも、他のリラックスハーブ(リンデンやカモミールなど)と合わせて使うのがおすすめ。
西洋菩提樹の葉や花部分が用いられるリンデンは、甘くアロマティックな香りが特徴です。
体や心の緊張を和らげる効果があり、お休みの前に香りをかぎながら飲むことで質の良い睡眠が期待できます。
他にも高血圧を改善してくれたり、風邪の回復を早めてくれる効果も。
認知度の高いカモミールは、甘い香りが特徴。
心身をリラックスさせてくれる他、ストレスによる胃のトラブルを改善してくれたり、体の冷えや月経トラブルなど女性特有のお悩みにも効果があります。
駆風効果もあるため、お腹にガスがたまりやすい方にもおすすめ。
香りの強いラベンダーは芳香目的でもよく用いられていますが、リラックス効果が高く、心身の緊張をほぐしてくれることで知られています。
沈んだ気持ちを落ち着かせてくれる効果もあるので、落ち込んでいるときなどは鼻から蒸気を吸い込みながら飲んでみてください。
また、頭痛がひどいときにもおすすめです。
アロマオイルでも名前は「メリッサ」と呼ばれていますが、気持ちを静める効果があるとして知られているレモンバーム。
緊張した体やココロをほぐしてくれるハーブで、抗うつ作用もあるため気持ちが沈んでいるときなどにおすすめです。
おやすみ前に飲むことで、眠りの質をよくしてくれることでも知られています。
バラの花びらを乾燥させたもので、バラ独特の優雅な香りが特徴です。
特に女性には万能のハーブとして知られていて、香りをかぎながら飲むことで気持ちを明るく前向きにしてくれる効果があります。
さらに美肌効果や女性ホルモンのバランスを整える効果が期待できます。
体臭にも良いことから、飲み続けると汗がバラの香りになる、なんて言われることもありますね。
抑うつ効果が高いことで知られるハーブで、暗く沈んだ心に明るさを取り戻すことから「サンシャインサプリメント」とも呼ばれています。
ハーブの先進国であるドイツでは治療薬として使われているほど効果が認められています。
更年期障害や自律神経失調症の方にも良いハーブです。
ただし、飲み方には注意が必要であることから取り扱いには注意が必要です。
単独で飲む場合の副作用が出ることは低いとされていますが、万が一副作用が出た場合には飲むのを辞めるとすぐに副作用は収まりまるようです。
お薬などを飲んでいる場合は併用に注意が必要です。
具体的にはインジナビル、ジゴキシン、シクロスポリン、テオフィリン、ワルファリン、経口避妊薬、鎮痛薬、抗うつ薬、抗てんかん薬、抗不整脈薬などを飲まれている方の飲用は避けたほうが良いです。
自分に合ったハーブで毎日を穏やかに
効果があるとされるハーブも大切ですが、まずは自分に合ったものを選ぶことが重要です。
特にリラックス系のハーブにおいては、自分が香りが良いと思うもののほうが効果があるとされています。
ご紹介したハーブの中で、自分にぴったりのハーブを見つけることができれば、それを毎日の生活にちょっとずつ取り入れてみましょう。
ちょっとしたティータイムが気持ちを穏やかにしてくれるはずです。
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