生活に役立つハーブ、ハーブティーの活用方法を紹介


メディカルハーブとは何か?



最近ハーブに関して「メディカルハーブ」という言葉を聞くことが増えてきました。このメディカルハーブというのは一体どのようなもの、どのような考え方なのでしょうか?ハーブはそもそも香草、薬草などとして使われているもので、メディカルハーブというのはハーブのもつ様々な成分を健康維持に役立てようという考え方です。

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ハーブのもつ作用

ハーブについては古代ギリシャやローマの時代から活用されており、その薬効は医療としても活用されてきた経緯があります。その後もヨーロッパにおける医療の中心は植物を使った植物両方でした。

 

違いが出てくるのはおよそ1800年ごろです。
鎮痛作用があるとして使われてきたハーブから鎮痛成分を抽出することに成功し、その後も様々な薬草から特定の薬効成分を抽出する技術やそれを科学的に合成する技術が産まれました。

 

このように考えると現在のお薬のルーツも、ハーブに由来するものも数多くあるのです。

 

メディカルハーブに含まれる成分とは?

植物は空気中の二酸化炭素と根から吸い上げる水、太陽の光を合成(光合成)を行います。
この光合成によって植物が成長するために必要な物質が作られます。
その中の一つにフィトケミカル(ファイトケミカル)と呼ばれる天然の植物化学成分があります。植物栄養素とも呼ばれます。

 

植物に含まれている「色素成分」「苦み成分」「辛味成分」などがフィトケミカルの代表です。

トウモロコシの黄色の色素(ルテイン)、トマトの赤い色素(リコピン)、ニンジンのオレンジ色素(カロテン)、ブルーベリーなどの青色色素(アントシアニン)、トウガラシの辛み成分(カプサイシン)、緑茶の渋み成分(カテキン)などがあります。

 

健康番組などでもおなじみの成分名も多いのでご存じの方も多いのではないかと思います。こうしたフィトケミカルはメディア等でも取り上げられるように様々な作用をもたらしてくれます。

メディカルハーブもこうしたフィトケミカルをハーブティー等の形で体に取り入れることで様々な効果をもたらしてくれるのです。

 

・抗酸化作用
体の酸化を防ぎ、病気の予防やエイジングケアに役立ちます。抗酸化作用はビタミンCなどにもありますが、植物のフィトケミカルにはその何十倍、何百倍も抗酸化作用の高いものも

 

・生体機能調整作用
神経やホルモンのバランスを整えたり、免疫力を高めたりすることにより体調を整えます。

 

・抗菌・抗ウイルス作用
ハーブには抗菌作用や抗ウイルス作用を持つ成分を含むハーブがあります。

 

・薬理作用
薬の中にはハーブ(植物)から抽出した成分を使ったものがあるということからもわかる通り、ハーブにも薬的な作用を持つ成分が含まれています。鎮痛、消炎など様々な薬理作用があるものがあります。

 

メディカルハーブはハーブのもつ様々な作用を利用してそれを健康や美容に役立てようというものです。薬のように即効性はもちろんありませんが、補完代理療法の一つとしてメディカルハーブは活用できるものと考えています。




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